タクシートラブルQ&A

赤坂溜め池より戸越行へお送りするはずが!五反田の交番で大騒ぎのホステスさん

個人タクシーになって5年目ぐらいの時、夜がメインの時期に赤坂の飲み屋街でホステスさんを御1人お乗せてしてスタートを切りました。

勿論スタート前に行き先を確認するために、お客さんが仰ったコースを繰り返して経路の確認をすることにして居ります。

そこでホステスさんが「戸越に行って」と言われたので「戸越ですと何時もどの様なコースで行かれてますか!」と確認をしました。

赤坂の溜め池の処から乗車なさったのですから、勿論麻布十番経由して五反田、戸越となるのが当たり前です。所謂真っ直ぐなコースです。

処がホステスさんは「六本木経由でお願いします」と仰ったのです。

いわゆる右方向に迂回して下さいと行っているのです。

そこで「お客さん、六本木交差点へ行くと遠回りになります。戸越ですと、五反田駅経由の第2京浜へ行くのが通常コースだと思いますが、」と言うと「何時も六本木を経由している」と仰るのでどの辺りからお乗りに成っているのですか、と訪ねると「青山の方」とおっやるので、ああなるほどと思い「そちらからですと六本木経由になりますが、今回は溜息なので、直ぐに麻布十番に行くコースです」と言うと「いいは!任せる」とおっしゃったので五反田駅に向かって真っ直ぐ戸越方向へ走らせました。

その間携帯で誰かと盛んに話しをしていらっしゃいました。

五反田に近づいたので念の為「お客さん、これより五反田を過ぎて戸越へ向かいますが、戸越は駅で宜しいでしょうか」と訪ねると

急に「え!何で五反田なの」と仰るから「乗車の時に確認致しました通りです」と言うと「違うは!何時もは恵比寿経由よ」と仰るので、ああ又例の六本木経由での思い違いを言っているなと考えて、

その間ぎゃぎゃ騒ぎ出して「何で五反田なの、」を繰り返し電話相手に「タクシーが言うことを聞かない、変な方向からきた」とか意味不明のことを言って騒ぎだしたので

このままでは着いてからどうなるか分からないので、取り合えず交番にい付けてお巡りさんといっしょに確認してもらおうと考えました。

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
宗像 保男
鹿児島県生まれ、炭鉱夫だった父が神奈川県川崎市の工場に転勤になったので4才の私は家族と共に川崎市登戸に引越して来ました。 その後小学校5年の時に品川の社宅に転居します。 中学・高校は品川区でしたが高校2年生の時に父が相模原市に一戸建を購入したので家族と相模大野に引越します。 相模大野から品川の高校を卒業するまで1時間電車通学をしました。 その後高校を卒業すると相模原の建設機械製造会社に入社しましたが、5年後に不動産の営業マンに転職しました。 営業の仕事は時間が不規則で、しかも業者との仕事の付き合いで暴飲暴食により体調を壊して入院してしまいます。 退院後に約8年務めた不動産会社を退社してしまい、悩んでいる時にタクシードライバーをしていた高校時代の友人に誘われてタクシー業界に入りました。 日の丸交通に約10年お世話になり個人タクシーの試験を受けられる資格が整ったので、試験を受け合格しました。